夜行バス

夜行バス

夜行バスは、長距離高速バスの別称とも言えます。
高速バスは「東京=大阪」「東京=仙台」「東京=名古屋」「東京=京都」といった長距離を高速道路を使用して乗客を運ぶものですが、長距離のため夜行運転にしている路線が少なくないのです。
多くの場合、クローズドドアシステムといって「出発地周辺で乗車のみ、目的地周辺で降車のみ取り扱い、途中の経路地では乗降を行わない」というシステムによって運行されており、途中で誰も乗せない、降ろさないので、夜間高速道路を走りっぱなしでもOKというわけです。

 

一時は新幹線などの鉄道に負けていましたが、1980年代から盛り返しはじめ、今では激しい競争にさらされながらも格安で便利な交通手段になっています。

 

本来鉄道会社であるJRも参入しており、JRバスグループは生き残りのため、従来は考え得なかった夜行便より運賃を下げた「昼特急」を新設し、これも予約困難なほどの人気路線になっています。

 

夜行バスは、夜、眠りながら移動することが前提なので座席はゆったりとしているものが多く、室内のシートはほとんどがリクライニングシートで、昼行路線が3列(2+1)または4列のところ、夜行路線が3列独立シートの場合が多くなっています。

 

夜行高速車の場合、3列シート、交代乗務員の床下仮眠室など夜行バス向けの装備と、高出力エンジンと制動力に優れたフルエアブレーキを装備したインターシティ仕様を各メーカが設定していて、床下もしくは最後部、2階建て車の場合は階下席前扉脇にカプセルホテルに似た形状の乗務員仮眠室も設置されており、運転しない乗務員は横になって仮眠することができるモデルもあります。